介護医療院　なかじまの事業所情報

介護医療院　なかじまの所在地

介護医療院について

介護医療院は、2018年より新設された介護施設になります。2017年度に廃止が決定した「介護療養型医療施設」の転換先として、要介護者向けの介護施設です。

介護医療院の特徴

介護療養型医療施設で行われている「日常的な医学管理」「看取りやターミナルケア」といった、医療的ケアを行える施設という点が特徴になります。

もちろん、日常生活の身体介助や生活支援もしています。

介護療養型医療施設は、どちらかというと病院のイメージでしたが、介護医療院は医療的なことはもちろんですが、日常生活を意識している施設になってます。

介護医療院のサービス内容

介護医療院のサービスは、「介護サービス」と「医療サービス」が提供されてます。

介護職員やケアマネジャー、医師や看護師が常駐する介護施設

介護医療院の職員は、医療的ケアに対応しているため医師・看護師・薬剤師や介護職員・栄養士・ケアマネジャーなどが常駐しています。

介護職員

介護職員は、介護のサービスになるため入浴介助・食事の介助など日常生活全般の介助を行っています。入居者５～６人に対して１人配置されてます。

ケアマネージャー（介護支援専門員）

施設でどのようなサービスを提供するのかを、入居者の状態を把握しながら、施設でのサービスの計画書を作成しています。この計画書に基づいて、介護医療院内でのサービスが行われます。

また、入居者やご家族様からの相談対応などしています。

栄養士

それぞれの入居者に合わせた食事メニューの立案や食事形態など食べやすい形で提供するために、食事の細かな支持を調理員に行っています。塩分制限などの食事制限ある方の食事もメニューを考えて作ってくれます。

医師・薬剤師

医師は、診察や検査指示、薬の処方、健康管理などを行っています。入所者の人数に応じて、医師が１名以上必要になります。

また、薬剤師も配置されており、医師の指示のもと、薬を処方し、薬がしっかり飲めているかなど管理しています。

看護師

看護師は、医療的ケアや日常的な血圧・体温測定などの健康管理、食事量の確認など行っています。入所者6人に対して1人配置されます

介護医療院の利用方法について

要介護認定（65歳以上）を受けている「要介護１～５」までの人が利用できます。

※64歳以下の特定疾患を抱えている方の場合も要介護認定の申請をすることができます。

現在、医療機関に入院されている場合などは入院先のソーシャルワーカーに相談しましょう。

介護医療院の探し方

要介護の認定を受けた場合は、市区町村よりケアマネジャー等の紹介を頂けたりします。そして、介護サービスの計画作成時に『介護医療院』の入所について相談する中で、お近くであったり希望の介護医療院のご紹介があったりします。

また、ご自身で介護医療院を探す場合は、厚生労働省が提供している、介護サービス情報公表システムで検索することができます。

介護サービス情報公表システムより探す

医療的ケアが必要な方のための施設が、介護医療院です。

介護医療院は、医療的ケアと介護サービスを合わせて持った介護施設になり、特別養護老人ホーム（特養）への入所を断れた方や医療区分１で療養病棟に入れなかった方の施設です。

医師等の医療従事者が常駐していたり、長期入居ができる施設になり、最期まで医療や介護のことで安心して生活することができます。

ただ、入所されている方は、寝たきりや重症の介護が必要な方が多く入所に際しては、事前に複数の施設を見学して、入居者の状態や状況に合わせて選びましょう。